ノートワ
JUNIOR BREATHという最高のバンドに出会ったのは確か3〜4年前のある日、寺田町の地下室で、友達のバンドのライブを見に行った日に出会った。
だけど、かっこいいけど自分にはあまり馴染まないかな、なんだろうな、なにか違和感があるんだよな、としばらくそう思っていた。
でもそれがここ半年とちょっとくらいでがらりと変わって、今ではすごく大切に思っている数少ないバンドの中のひとつになっている。
少し前にはこんなことを言っていた。
あのころわたしは本当に毎日なんとなく生きてなんとなく満たされて大した不満もなく、というか、そういうものを全く見ようとしてなくて、見るのがこわくて、見たら全部壊れちゃうと思って、全力で目をそらした結果、なんとなく満たされている毎日を過ごしていた。
でももうそういうのが嫌になって、もっと満足したいししっかりしたいし強くなりたいしあきらめたくなくて、色んなものをちゃんと見てちゃんと壊してちゃんと作らないといけないと思って、動いた。自分の好きなものをちゃんと大切にしたかった。
その作業はとても痛いし苦しいしつらいしなんでこんなことやってんの、って毎日のように思うし、こういうことはこれまででも何回もしてきたけど、結局甘えてしまったり、逃げ出してしまうことが多かった。それでもその過程でなんとか実を結んでくれたものがこちらをしっかり向いていて、それをちゃんと大切にしたくて、あきらめたくなくて、今もまたその作業に立ち向かっている。
そういう生活にジュニアブレスの音楽はすごく寄り添ってくれる。
ホシヲさんがどんな人間かなんてわたしは知らないし歌っているところしか見たことがない。
それでも彼が歌うことや言うことに強く頷くことができるし、そうして得た感情を自分の力に変えたいと思う。
彼の歌の強さや人に対する愛に気づくことができたのは私にとってすごく尊いことで、人生で一番の変化だと思っている。
秋の空気が切なくて久しぶりにジュニアブレスを聴いたら、少し前からずっと感じていた自分の気持ちの変化をまとめたくなった。
音楽聴きながら書いたからうまくまとまってないけど、まあ忘備録として。
わたしのちっぽけな頭では書き留めておけることはあまり多くないから。それでも忘れたくないし思い出さなきゃいけないことがあるから。
このあとは3週間ぶりにギターを触ろうかなと思っている。恐怖!