身体ごと

帰ってきてひといきついて、今、いつものようにCDを再生したら、さっきまで聴いていた歌声がそっくりそのままここで鳴っているような感覚になって、ものすごくびっくりした。あの会場のせいなのか、歌や顔や空気や揺れるスカートなんかがものすごく近くにあって、それを感じ取ることができて、やっと彼女の存在がリアルなものなんだと思えてきて不思議な感じ。女の醜さをとことん知った上で見つかる0.00001で100やれちゃうくらいのいじましさとかわいらしさとか、ねえ。

あのときかわいいって言ってくれたのは、なんでだっけ。そんなことをふと思い出す。犬のようだと自分でも思う自分のことを誰かも同じように見てくれているならそれがいい。パブリックイメージなんてクソだからとにかく間をなくしたい。バカ。