バースデイケーキはいつもみんなより一切れ多く食べる

のびきったそうめんみたいにふぬけてる。読みかけの本とかゴミとかノートとかレコードとかペンとかぬいぐるみとかが散乱してるけどどれにも触れたくない。電気がついてるのがうっとうしいけど電気を消すのがめんどうで。疲れてるだけと思いつつなんか落ち込む。すっぴんで髪もボサボサのときの自分が一番好きだといつも思うけれどこんな姿は好きな人には見せられないんだぜ。

たくさんの人がお誕生日おめでとうと言ってくれた。一番最後に見つけたメールはとてもうれしいものだった。
本当のことをちゃんと言えるようになりたい。目をそらすのをやめたいのにもうそれしかできなくなってるみたいで全然思い通りに動かない。ああでもあの二日間だけは、いつもよりたくさん本当のことが言えた。本当のことをちゃんと言えるようになりたい。ちゃんと近づきたい。君とちゃんと会話したい。宙さんが話を聞いてくれてうれしかった。久しぶりに本当のことばかり言えた。話を聞いてくれることにも、それを話している自分にも安心した。
部屋を片付けてみよう。朝は来る。