もっともっとひどいことを考えておかなくちゃ

昨日からずっと具合が悪かったペットのハリネズミが今朝死んだ。今までに2匹のハリネズミを看取ってきたから「ああもうすぐ死んじゃうんだな」ということは昨日の時点ですぐにわかった。 弱っている体に麻酔を打つと相当な負担がかかってしまって余計に苦しむことになるのもわかっていたからもう病院にはつれていかない、栄養剤だけをちゃんとあげて、それでもだめならもう静かに看取ろう、とお母さんが決めた。今朝の5時に見に行ったときにはもう昨日よりも体が全然冷たくて、心臓はまだドクンドクンと脈を打ってはいるんだけど、これは生きているというよりも命が終わる準備をしているだけなんだな、と思うと「やっぱり病院に行こうか」と言いかけた口が止まった。栄養剤をあげようとしても昨日みたいに飲んだり口のまわりにこぼれた液体をなめたりということもしなかった。
わたしは朝5時まで一睡もしてなくて、もう看取るしかないんだ、と心に決めてしまうといつものようにまくらの横にハリネズミを置いて眠ろうと思った。横に置いて眠ると必ず聞こえてくる口のまわりをペロペロとなめる音がもう聞こえてこないのがものすごくさみしかった。様子を気にしながらうとうとしていたらわたしもとうとう眠ってしまって、朝の6時半ごろに「わらびが死んだよ」とお母さんに起こされた。最後に二回だけ口を「パク、パク」と開いて死んだらしい。あの大好きなつぶらな瞳が開かれたまま死んでいて、今にもまた動き出して毛布にもぐりこんできそうだった。特別に苦しんだ様子がないとわかってものすごくほっとした。ゆっくりといってくれて本当によかった。
昼すぎにお葬式をしてきて、帰りにモスバーガーを買って家で食べて、気がづいたらさっきまで寝ていた。去年の夏に死んだハリネズミのお葬式をしたときもとても晴れた夏の日だった。晴れた日でよかったねえ、と骨壷の入った袋を車の中で抱きしめたときに思い出した。
ストレスをかけたくないからあんまり触ったりせずにとなりにそっとよりそって一緒に眠るだけ、というのが一番好きな時間だったから、最後も一緒に眠れてよかった。
もうチケットを購入したライブに行く予定をどうしようかなあと思いながら、目が覚めたら暑すぎてあわててエアコンを入れた部屋でまだぼんやりしている。やっと眠れたからまだまだ寝たい。遠くの街のことを考えてみる。カープファンのあの子はかわいいね。